貯蓄のマメ知識
定期預金で金利アップ
定期預金は、一定の期間お金を預けなければいけない条件になっている分
普通預金より金利が高くなっています。
普通預金金利 0.02%
1年定期預金 0.025%
とはいえ、現在は超低金利のため
普通預金と定期預金の差は、
0.005~0.13%程度しかありません。
ですが、定期預金の金利は、預ける期間が長いほど上がるので、
10年の定期預金だと、普通預金の7.5倍の金利になります。
またネット銀行を利用すると、
金利はもっと高くなります。
様々な銀行でサービスやキャンペーンがあるので、
その内容を見ながら自分に合ったプランを見つけるのも楽しいですね。
取り急ぎ必要なお金ではないのなら、
必要になる期間に応じて、定期預金にすることをおススメします。
生涯の収入と支出
<<結婚にかかる費用>>
結納・婚約から新婚旅行までにかかった費用総額・・約420万円
新生活準備にかかった費用・・・約140万円
<<教育にかかる費用>>
子供一人当たり約1300万円
幼稚園・保育園(2年間) 約46万~108万
小学校 (6年間) 約176万~760万
中学校 (3年間) 約130万~370万
高校 (3年間) 約160万~310万
大学 (4年間) 約282万~2480万
参考:文部科学省「子どもの学習費調査」
<<マイホームにかかる費用>>
建売住宅購入 約3562.3万円
マンション購入 約3216.3万円
参考:住宅金融公庫「公庫融資利用者調査報告」
<<老後にかかる費用>>
ゆとりある老後の生活費に必要な金額は、平均で月額38.3万円
とのことです。
参考:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」
定年退職後の60歳~80歳の20年間で、
必要な資金はおよそ3000万円と言われています。
郵便貯金には時効がある!?
知っている方は少ないと思われますが、郵便貯金には時効があります。
最後の出し入れから10年経つと時効となり、権利がなくなってしまいます。
そして20年経つと国庫へ移行されてしまいます。
もちろんその前にお知らせは届くとのことですが、住所などが変わっていて
変更を出していなかったりすると、お知らせも届かないことになります。。
そんなことにならないためにも、こまめに記帳をしておきましょう。
インフレになると思ったら
インフレになりそうな兆しを感じたら、貯蓄ではなく、"物"に替えてしまうのもいい方法です。
値段が上がる前に、物に替えてしまうのです。
※インフレとは?・・モノの値段が上がり続けることです。
インフレーションを略してインフレと呼ばれています。
インフレにより通貨の価値は低くなります。
固定金利をうまく利用する
預けたときの金利が満期まで変わらない「固定金利」は、
安心感があってお得だと思われがちですが、
低金利のときに預けてしまうと、満期までずっと低金利のまま運用されてしまいます。
せっかく世の中の金利が上がったときに、乗り換えられずに
損をしてしまうという面もありますので、
普段から「金利」の動向をチェックする習慣をつけることをおすすめします。
高金利になったと思ったら、「固定金利」に乗り換えるようにしましょう。