国民年金だけで大丈夫?
国民年金に上乗せして厚生年金に加入しているサラリーマンなどの給与所得者と、
国民年金だけにしか加入していない自営業者など国民年金の第1号被保険者とでは、
将来受け取る年金額に大きな差が生じてしまいます。
この差を解消するために、厚生年金などに相当する国民年金基金制度が創設されました。
これにより、自営業などの方々の公的な年金は「二階建て」になりました。
地域型基金と職能型基金があり、ご自分のニーズに合わせて選べます。
参考 / 国民年金基金制度のしくみ / 国民年金基金
また、付加年金というのがあり、第1号被保険者・任意加入被保険者が
定額保険料に付加保険料をプラスして納付すると、
老齢基礎年金に付加年金が上乗せされます。
付加保険料は、月額400円です。
例えば、付加年金保険料を10年間払い続けると、累計額は48,000円。
付加年金は年間24,000円支払われることになるので、2年でもとが取れる計算になります。